高専からの大阪大学編入(まとめ)
高専から阪大に編入するために
これまでだらだらと日記のように体験談を書いてきましたが、結局受験生の最大の関心事は「何を勉強すれば受かるのか」ですよね。この記事が編入試験で悩んでいる受験生の助けになればと思います。
編入体験談:
阪大基礎工学部情報科学科(計算機・ソフトウェア)を目指す人へ
勉強法
これらの問題集・参考書をこなしましょう。3周ずつするのがオススメ。
英語
-
適当な単語帳(DUOとか)
余裕がある人はこれも
英語に苦手意識がある人はまずこれを
数学
余裕がある人はこれも
上の4つをよく勉強すれば合格するだけの実力がつくと思います。
物理(力学・電磁気学)
基礎からやりたい人は
物理は、数式の持つ意味と次元を考えながら演習すべし。
専門科目(アルゴリズム・論理回路・アセンブリ言語)
論理回路は、Mealy型とMoore型の順序機械について説明されていればなんでも良いです。アルゴリズム・アセンブラはトレースを素早くできるようにしましょう。
ポイント
他の旧帝大と違い、高専での成績がそれほど良くなくても、当日の出来が良ければ合格する可能性があります。また、点数の割合がおそらく 英語<数学,専門 なので英語が苦手な高専生にもチャンスがあります。
阪大工学部電子情報工学科を目指す人へ
勉強法
英語
基礎工と同じ
数学
基礎工と同じ。確率の勉強は自己判断でお願いします。
物理(力学・熱力学・波動・電磁気学)
電気系・情報系の高専生は熱力学を独学することになると思います。まずは優しい入門書で全体の流れを感じ取り、それから演習を通して理解しましょう。
また、電磁気学は他の科目に比べて過去問が役に立ちます。積極的に過去問を解いて傾向をつかむと良いです。
ポイント
基礎工とは対照的に、高専での成績の配分が重いです。1年生の時から学校のテスト勉強を真剣に。
今後も例年通りであれば試験日は8月後半なので、編入試験としてはかなり遅いです。4年生の夏休みからしっかりと勉強すればスケジュール的にかなり余裕が生まれるので、積極的に滑り止めを受験しましょう。
編入試験受験生に向けてアドバイス
ありきたりなことを書いてもしょうがないのでありきたりでないことを。
学力試験を恐れないで
大学によっては推薦制度が用意されています。推薦って魅力的ですよね。落ちる可能性が低いですし。
しかし、推薦が用意されているからその大学を選ぶというのではなく、自分が本当にやりたいことができる大学を選んで欲しいと思います。学力試験を選んで、たとえ残念な結果になったとしても、得るものは多いです。
編入の勉強はやることが限られているので、途中でやることがなくなる
これは私だけではなく、基礎工の機械に合格した人も同じようなことを言ってました。だから、併願校をきちんと考えましょう。阪大レベルの高専生なら、英語さえできれば東大にも挑戦してほしいと思います。私も東大受ければよかった、、、。
受験する大学の先輩とつながろう
これ重要です。編入試験について色々アドバイスをもらえますし、大学に入ってからも困ったことがあれば相談することができます。
最後に
私のTwitterです。
さっそく編入体験談を二つ書いた
— あらい (@txtbokwrm) 2017年8月26日
私でよければ相談に乗ります。私も先輩にお世話になったので遠慮なく♪ 阪大編入関連なら力になれると思います!
最後まで見ていただきありがとうございました。
追記
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